2021年01月09日(土) 11:00 - 16:45
東京都のコンテンポラリーダンスイベント

*即興からパフォーマンスへ向かうインクルッシブ・ダンス・ワークショップ*
通常、ダンスパフォーマンスというと決められた振付けがあったり、ストーリーがあったりと考えがちです。が、そうすると、即興の自然な流れや一人一人の体から自発的に生まれるイキイキした表情が失われてしまうことがしばしばあります。このワークショップでは即興の躍動感を生かしながら、どんなパフォーマンスの可能性があるのかを即興ダンス・ワークショップの中から見つけて提示していきます。障害のある人達とのダンス活動をしている方、特別支援学校の先生方など発表を前提にした活動をされている方々にとても役に立つ方法を学ぶことができます。
講師のAya Kobayashiさんは英国の全員がダウン症のメンバーで構成されるAnjaliダンス・カンパニーでさまざまなパフォーマンスを創るほか、現在もさまざまな障害のある人達のインクルーシブ・ダンスのワークショップをリードしています。経験に裏打ちされた即興から創り出すパフォーマンスをいっしょに実践してみましょう。

■WS対象者＆定員：ダンスに興味のある大人、及び指導者７名（午前、午後）
　　　　　　　　　　　　　　障害のある方　午後のみ参加5名
■日程：202１年1月9日（土）
11時～13時　指導者、及びファシリテーションに興味のある大人
　　　　　 14時～15時45分　障害のある人との合同レッスン
　　　　　　16時～16時45分　振り返り
■参加費：障害のない人　5,000円（午前・午後通し）
　　　　　障害のある人　1,500円(午後のみ。午前から参加希望の方はご連絡ください)

■会場　都内
※お申込みの方々にご連絡いたします。



*ムーブメント・リサーチから個々のオリジナルな動きを創るダンス・ワークショップ*
インクルーシブ・ダンス・ワークショップというと、即興に依存したフリームーブメント・セッションというメージを持たれる方が多いように思います。が、即興だけの場合、どうしてもその人の動きのパターンにはまってしまうこともしばしば見られます。ここでは、コンテンポラリー・ダンス・テクニックをどのように表現し解釈するか、それぞれの障害のある人に応用できるように工夫し、その人ならではの動きに変換していく術を学びます。そうすることで、強い体を築きながら新しい動きの質を模索することができます。いっしょに新たなダンスを作ってみませんか？　

■WS対象者＆定員：ダンスに興味のある大人、及び指導者７名（午前、午後）
　　　　　　　　　　　　　　障害のある方　午後のみ参加5名
■日程：2021年1月11日（月・祝）
11時～13時　指導者、及びファシリテーションに興味のある大人
　　　　　　 14時～15時45分　障害のある人との合同レッスン
　　　　　　 16時～16時45分　振り返り
■参加費：
障害のない人　5,000円（午前・午後通し）
障害のある人　1,500円(午後のみ。午前から参加希望の方はご連絡ください)
■会場　都内
※お申込みの方々にご連絡いたします。


講師プロフィール（Aya Kobayashi）
200文字程度
横浜生まれ。昭和音楽芸術学院バレエ科卒業後2003年に渡英、Rambert Schoolで学ぶ。ロンドンを拠点に Yael Flexer, Charlie Morrissey, Rosemary Lee, Gecko Theatre等様々なアーティスト、カンパニーと活動する。2009年より知的障害のあるダンサーのみで形成されるAnjali Dance Companyの常任アーティストとなり常にダンサーのトレーニングと振付けを担い、 障害者の持つ表現体や独創性をどのように高いレベルのアートとして形作っていくか可能性を追求してきた。観客参加型作品をテート近代美術館や屋外スペースを使って他のアート・フォームとダンスを調和させることに興味をもっている。